青山学院中 2010年算数 分析
現在、青山学院を志望している生徒はいませんが、昨年数回来てくれた生徒が合格した
学校なのでやってみました。
難しめの1行問題が多いイメージです。問題の毛色は若干違うかも知れませんが、芝中と似ている
と思います。芝中を志望している生徒さんは青山学院の問題をやってみると対策になるかもしれません。
1、2、3
計算問題です。間違えないように。
4
割合の問題。もとにする量に注意して・・・。よくみる基本の一行問題。計算が少し難しい。
5
角度の問題。わかるところを埋めていきましょう。
6
面積の問題。単位に注意して・・・。kmとcmの変換ができるように。mを介するとわかりやすいです。
7
三角形の面積。受験生は相似や面積比ばかりやることになると思いますが、それを習う前のやり方で
台形の高さを出します。平面図形=相似比・面積比と短絡的にならず、5年生のはじめや4年生でやる
ことも使えるようにしておきましょう。
8
よくみる仕事算とつるかめ算。1行問題に慣れておきましょう。
9
年齢算ですが、パターンではできない・・・。線分図を書いて状況をよく考えましょう。
求められているものは「差」なので差がわかればいいのです。
10
立体の展開図。各頂点にアルファベットを書いていくとミスしないでできると思います。
(2)は4年生のテキストにのっていることを使う問題です。かたよりのない学習をしておくと
いいでしょう。
11
ベン図の問題。8の年齢算と同じようにパターン通りにはできない。これもある部分が
わかれば解けてしまうので、わかるところを落ち着いて埋めていき、回答に結びつけましょう。
12
点の移動。(1)のア、(2)はできるはず(1)のイは落ち着いてやればできます。数値設定が単純なので
調べてもすぐに見つかります。(3)が難しい。同時にもどることに気がつけば周期の問題になります。
これに気がつけるかどうか。
13
速さの問題。折り返すたびに速さが変わるので難しい。線分図ではなく、ダイヤグラムを書くといろいろ
見えてきます。三角形の相似を見つければ色々な数値が分かり、回答できます。
解いていると条件が足りない気がしてしまうのですが、ある部分がわかってしまうと、答えはわかって
しまうという問題がけっこうある気がします。落ち着いて考えていきましょう。